井戸(いど)は地下水、温泉、石油、天然ガスなどをくみ上げるため、または水を注入するために、地面を深く掘った設備のことを言いますが、
一般に「井戸」といった場合には地下の帯水層から地下水を汲み上げるために地層や岩石を人工的に掘削した採水施設を指すことが多いです。

 

 

私たち井戸源工業は井戸工事を行っておりますが、井戸の工事は種類によって全く異なります。

 

それでは井戸の種類にはどういったものあるのでしょうか?

 

一般的に言われている種類は下記のとおりです。

井戸の種類

井戸には大きく分けて、浅井戸・深井戸・温泉の3種類あります。

 

浅井戸

井戸の深さ(孔底深度)が浅く不透水層の上にあって自由地下水(不圧地下水)を取水している井戸を浅井戸といいます。


丸井戸

人が坑内に直接入って掘った井戸。地域によって呼称が異なり「ガワ井戸」と呼ぶこともある。孔壁が崩壊しないように、掘削しながら、孔壁に石積みブロックで、周りを補強しながら掘削していく。地層の硬さ等によって異なるが、おおよそ4m~30m位掘ることができる。地下水位が浅い地域、特に自由地下水が豊富な地域(例えば関東地方では関東ローム層が分布する台地上)において、作成されていた井戸である。



打込み井戸

打ち込み井戸は、先端に小さな穴が開いた細い鉄管をハンマーなどで地面に打ち込むだけの簡易的な井戸です。
不圧地下水を取水できる最も経済的で簡単な方法と言われています。
地層が、砂利・砂(良質)なことが、条件です。


深井戸

孔底深度が深く不透水層の下から取水している井戸を深井戸といいます。
また、浅井戸ポンプの対応できる深さは8m程度になります。浅井戸ポンプで対応できない深さの井戸を深井戸ともいいます。


 


温泉

日本は世界でも有数な温泉大国として知られています。
自然に湧き出ている温泉もありますが、ボーリングによる掘削工事で作られた温泉も数多くあります。