阪神・淡路大震災等の大規模な災害発生時には、水道が断水し、被災者は長期間にわたり飲用水や飲用以外の生活用水が確保できない等、不便な生活を余儀なくされました。

 

このような状況を教訓に各市町村の水道局等では、水道管の耐震化等の施設整備、すみやかな応急給水、復旧を行うための協力体制の整備など、震災対策が進められているところです。

 

しかし、大規模な災害が発生した直後には、このような公的な施設や体制だけでは、対応が追いつかないことも考えられます。

 

そこで各地方自治体では、大規模な地震等の災害が発生し、水道の給水が停止した場合に、近隣の被災者へ飲用以外の生活用水(洗濯やトイレ等の水)を提供いただける井戸を「災害時協力井戸」として登録を行っています。

 

井戸をお持ちの方におかれましては、最寄りの自治体にぜひ災害時協力井戸として登録いただきますようお願いいたします。

 

参考:神戸市災害時市民開放井戸の募集